理工学研究科
有機材料工学 専攻 修了
海外営業部(大阪本社)
2015/10/1入社
人と人とのやりとりを大切にして
中国と日本の懸け橋になりたい
Q1:住化農業資材を志望した理由は?
母国である中国の大学で農学を、日本の大学院で化学を学びました。卒業後は中国と日本の懸け橋となるような仕事がしたいと思い、農業系・化学系の企業を探しました。その中で当社は、私が学んできた農学と化学を融合させた事業を展開しており、潅水資材や種苗、種子コート、肥料など農業に関する幅広い商材を扱っているところに魅力を感じ、入社を決めました。
Q2:現在はどのような業務に携わっていますか。
中国の営業担当として、野菜種子の販売を行っています。取り扱う品目は野菜全般で、育種部門で開発された品種について現地で試作を繰り返しながら、数年かけて販売します。
また、海外向けニンジンの品目担当として、種子生産から販売までの一連の業務に携わっています。具体的には品種販売計画の作成、それに対応した生産計画の管理、販売用種子の準備や品質管理などです。
その他、現地で求められる品種特性の調査結果を育種部門に提供し、開発目標に反映させていくことも重要な役割です。
Q3:仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか。
海外営業部の活動拡大です。入社当時、海外営業の担当は2名でしたが、現在は7名に増員され、中国に留まらず様々な国への拡販が進み、取引先数・売上げともに順調に増加しています。ゼロからのスタートでしたが、活動開始から数年間でノウハウを蓄積し、着実に成果を上げていることにやりがいを感じています。
Q4:仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
取引先や社内メンバーとのコミュニケーションが一番大事だと思っています。日本の企業と中国の企業では事業のやり方が大きく異なるため、両社が納得のいくよう調整するのにとても苦労したことがありました。その時の経験も踏まえ、まずは相手の話をよく聞いてからこちらの考えを伝えるなど、円滑なコミュニケーションを取れるように心掛けています。
Q5:どのような目標を持って仕事をしていますか。
当社は中国だけでなく、韓国、台湾、東南アジア、チリ、ペルー、欧米、南アフリカにも取引先を拡げ勢いがあります。近い将来、グローバルブランドと認められることを目標にしており、そのために私自身も商品知識を高め、ニンジンをはじめとする当社野菜品種の更なる普及拡大に貢献したいと思っています。個人的には、中国以外の国も担当したいという目標をもっています。
Q6:住化農業資材の魅力とは?
チャレンジさせてくれること、そしてチャレンジする際のフォロー体制がしっかりしていることが魅力です。自分がやりたいと思ったことが会社に認められれば、過去に経験のない取り組みでも検討の機会を与えてくれます。その際、上司や関連部門の方々は心強い存在で、随時相談したり、アドバイスをもらったりしながら検討を進めています。